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「米国今年の病院」7位のNYP、松島国際病院の優先交渉対象に

「米国今年の病院」7位のNYP、松島国際病院の優先交渉対象に

Posted November. 04, 2005 07:13,   

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仁川(インチョン)の松島(ソンド)経済自由区域に入る国際病院の運営者として、米国のニューヨーク市に所在するコーネル大学附属(NYP=New York Presbyterian)病院が優先交渉対象資格を得た。

しかし、競争から落ちた米国のフィラデルフィア所在の9病院連合体であるフィラデルフィア国際医療センター(PIM)が選定結果と過程に異議を唱えて反発しているため、論争が予想される。

財政経済部(財経部)は3日、最近、財経部、保健福祉部、仁川経済自由区域庁の代表と民間専門家などで構成された10人評価委員会がNYPおよびPIMが提出した事業提案書などを検討した結果、多数決でNYP病院を優先交渉対象者として選定したと明らかにした。

財経部の趙誠益(チョ・ソンイク)経済自由区域企画団長は「NYP病院が知名度と医療陣の優秀性などで高い評価を受けて選定された。事業提案書の履行状況を見守った上で、来年2、3月に法的拘束力を持つ契約を締結する予定だ」と説明した。

NYPは提案書で6億ドル(約6000億ウォン)を投じ、08年末のオープンをメドに600床規模の総合病院を建てる計画を示したと財経部は明らかにした。

さらに、全体医療陣の10%以上をNYP病院とコーネル医科大学の教授級を派遣し、残りの医療陣は韓国側のパートナー病院の医療陣などで充てる計画だ。

NYPは1998年ニューヨーク病院とコーネル大学付属病院が合併して建てられた病院で、米国のコロンビア大学の医学部とコーネル大学の医学部の公式提携病院だ。さらにNYPは、米国の時事週刊誌である「USニュース・アンド・ワールド・リポート」が評価した今年米国病院トップ7となった。

一方、脱落したPIM側は、「PIMが民間委員7人のうち、過半数である4人から票を得るほどよい評価を受けたのに、3政府省庁がNYPに集中して結果が覆された。選定過程に疑惑があるのだから、法的対応などを視野に入れている」と明らかにした。

これに対し、財経部側は「選定手続きは透明に進んでおり、国益にそう方向で決定が行われた」とPIM側の主張を一蹴した。



sanjuck@donga.com