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三星電子「2010年に世界トップ3入り」 中・長期戦略発表

三星電子「2010年に世界トップ3入り」 中・長期戦略発表

Posted November. 04, 2005 07:13,   

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三星(サムスン)電子は、2010年に115兆ウォンの売上げを達成し、世界電子業界の「トップ3」に入るという抱負を明らかにした。

尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)三星電子副会長は3日、ソウル中区奨忠洞(チュング・チャンチュンドン)の新羅(シンラ)ホテルで行われた「第1回三星アナリスト・デー」で、このような中長期戦略を発表した。

国内外のアナリストや機関投資家、マーケット専門家など300人余りが出席した同行事で、尹副会長は「2010年までに、現在八つある世界トップレベルの製品を、20以上に増やし、売上げも史上最大だった昨年(57兆6324億ウォン)の2倍以上に伸ばし、量でも質でも確固たるトップ3入りを目指す」と述べた。

尹副会長は、そのために高容量メモリー半導体や次世代ディスプレー、移動通信など8事業を「成長エンジン」に選定し、集中的に育成すると強調した。

三星電子はまた、△個人マルチメディア機器、△ホームネットワーク、△U(ユビキタス)ヘルス、△家庭用ロボットを未来の成長のための「4大基本事業」に決め、育成する計画だ。

尹副会長は、「電子産業は今、価格、技術、付加価値、地域の4つの障壁が崩壊して、大きな転換期を迎えている」とし、「三星電子は、このような変化に素早く対応し、デジタル・コンバーゼンス(融合)革命を主導していく」と打ち出した。

さらに、李潤雨(イ・ユンウ)三星電子技術総括副会長は、「07年に特許登録で世界3位に入るため、現在250人の特許担当人員を2010年までに450人レベルに増やす」と述べた。

同日の行事には、尹副会長や李副会長をはじめ、黄昌圭(ファン・チャンギュ、半導体)、李基泰(イ・ギテ、情報通信)、李相浣(イ・サンワン、LCD)、崔志成(チェ・ジソン、DM)社長などの最高経営者(CEO)が大挙出席し、各事業部門のビジョンと戦略を発表した。

朱尤錝(チュ・ウシク)三星電子IRチーム長は、「今回の行事が、会社の中長期ビジョンや戦略、未来技術などに関する専門家の理解と認識を高める契機になると期待している」と述べた。

三星電子は同日、今月中に発売予定で、世界最高画質である800万画素級のカメラ付き携帯と3GB級ハード・ディスク・ドライブ(HDD)を使ったスマートフォン、衛星および地上波デジタル・マルチメディア放送(DMB)フォンなどの新製品も披露した。



myzodan@donga.com