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「天才」朴主永がスランプ、6試合連続沈黙

「天才」朴主永がスランプ、6試合連続沈黙

Posted October. 21, 2005 03:04,   

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「主永(チュヨン)、どうしたんだ?」

「サッカーの天才」朴主永(20・FCソウル、写真)がひどいスランプに陥った。

今年初めにプロデビューして26試合(コンフェデ杯含め)で15ゴールを入れ、上々の活躍を見せてきたが、8月28日の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)戦以来、6試合連続で沈黙している。

自信に満ちたプレーも見られなくなった。ゴール前でももじもじする場面がしばしばだ。所属チームも共倒れのように落ち込み、ここ6試合で2分け4敗と白星が取れないゲームが続いている。

天才の不振。なぜだろう。

元ソウル監督の趙広来(チョ・グァンネ)氏は「相手の守備が朴主永の動きを読んでかかってくることへの対応が全くない」と分析した。趙氏は「チーム全体がロングパスに頼る単調なチームプレーで動いているのも、朴主永の足を引っ張っている」と付け加えた。

チョ・ミングク高麗(コリョ)大監督は「位置選定とシュートタイミングがワンテンポずつ遅くなっている。大学時代とは違って相手のプレスと戦わなければならないうえ、守備にも積極的に加わらなければならないため体力と精神の両面で負担がかかっているようだ」と話した。

李章洙(イ・ジャンス)ソウル監督は「周りの期待が高いことから心理的に圧力を感じているため、容易に突破口が見えてこないようだ」と言った。

専門家たちは「今のようなスランプは、朴主永にとっては一段階躍進できる重要な峠だ」と口をそろえていう。とくに趙広来氏は「朴主永はまだ未完成の選手だ。そこは、周りの気遣いが求められるところだ。これからはCMなどサッカー以外のことに気を取られないないで、練習だけに熱中できるようにしてあげるべきだ」とアドバイスした。



yjongk@donga.com