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来年の上半期、大企業系列の優良会社の上場が相次ぐ見通し

来年の上半期、大企業系列の優良会社の上場が相次ぐ見通し

Posted October. 05, 2005 07:18,   

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早ければ今年度末から内外の優良企業が相次いで企業公開に踏み切る見通しだ。証券先物取引所は数社の中国企業をはじめ、優良な公企業や10大グループ系列の優良企業の上場を積極的に進めることにした。

ファンドに資金が集中し、株式市場が活況を呈していることを受け、証券先物取引所が大型優良株の供給に乗り出したわけだ。企業側も株高が続いている最近の状況では、公募価格を高く設定することができることから、企業公開を前向きに検討している。

「物量の供給が果して株式市場を拡大できるのか」についての議論はあるものの、投資者の選択の幅は広がりそうだ。最近、ロッテショッピングは来年上半期(1〜6月)をめどに上場を準備していると発表した。

▲外国企業、いつ上場するのか〓証券先物取引所の李永鐸(イ・ヨンタク)理事長は4日、ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨイド)の証券先物取引所で記者懇談会を開き、「数社の中国企業が早ければ今年末、遅くても来年明けには韓国で企業を公開することになるだろう」と述べた。すでに、国内の主幹事会社を通じて、公募価格を決める段階に来ているということだ。同理事長は、「中国企業3、4社を同時に国内株式市場に上場する案が進められている。公募価格の調律も大詰めの段階を迎えている」と述べた。

取引所は、外国で公開されていない企業でも韓国の株式市場で公開できる「プライマリー・リスティング」制度の導入を検討している。

▲上場推進対象の10大グループの系列会社は?〓国内企業の中で上場を推進している代表的な会社は、ロッテ・デパートとロッテ・マートを運営しているロッテ・ショッピングだ。ロッテ・ショッピングはこうやって調達した資金をロッテ・マートの店舗拡張などに投資する計画だ。

現代(ヒョンデ)証券の李相逑(イ・サング)研究員は、「代表的な内需株のロッテ・ショッピングが上場すれば、新世界(シンセゲ)とほぼ同じ水準の株価を形成するだろう」と予想した。

取引所はロッテ・ショッピングの他にもホテル・ロッテ、ロッテ建設など10のロッテグループ系列会社を対象に上場を進めている。

この他、△三星(サムスン)SDS、三星コーニング、三星石油化学など12の三星系列会社、△LGCNS、LGイノテックなど8のLG系列会社、△大韓(デハン)送油管公社、SKコミュニケーションズなど10のSK系列会社、△ダイモス、ケピコなど7の現代自動車系列会社、△韓進(ハンジン)系列の巨洋(コヤン)海運、韓国総合技術開発公社、トパス旅行情報、△錦湖(クムホ)系列の錦湖三井化学、錦湖ポリケム、△韓化(ハンファ)系列の韓化建設などが上場推進の対象になっている。

▲優良公企業と生命保険会社は?〓取引所によると、上場の条件を満たしている優良な公企業は、大韓住宅公社、韓国土地公社、韓国道路公社、韓国水資源公社、韓国石油公社、韓国地域暖房公社の6社。玉致章(オク・チジャン)有価証券市場本部長は、「民営化以後上場された公企業である韓国電力公社、KT、POSCO、KT&Gなどは韓国の株式市場を代表する優良な銘柄になっている。まだ民営化になっていなくても、要件を満たしている公企業の上場を積極的に推進する考えだ」と述べた。

生命保険会社の上場も本格的に話し合われる動きが広がっている。政府が上場を通じた大韓(デハン)生命株の売却方針を明らかにしたことで、上場差益に対する契約者への配分問題が一段落するものと見られる。預金保険公社は大韓生命の株式を49%持っている。

教保(キョボ)生命は先月29日、機関投資家を対象にした企業説明会(IR)のとき、「契約者の分け前を公益財団に出捐できるようにしてくれれば、上場する考えがある」との立場を示した。

メリッツ証券の朴石鉉(パク・ソクヒョン)研究員は、「相互会社の形でスタートした米国の生命保険会社とは違って、韓国は株式会社で出発したため、契約者に利益を配分するよりは、公益財団への出捐が望ましく思われる。そうなると、多くの生命保険会社が上場するだろう」と述べた。



artemes@donga.com roryrery@donga.com