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株価、1200P突破 上昇ムード続く見通し

株価、1200P突破 上昇ムード続く見通し

Posted September. 27, 2005 05:56,   

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株価が一気に1、200台を突破した。韓国で株式取引が始まって以来初めてのことだ。株価がここでとどまるという見方は少ない。一度切り開かれた大道が海へ向かっていくという楽観論が支配的だ。あちこちで、株式の話で盛り上がっている。

専門家らは概して米国式の上場ムードが始まったと見ている。しかし、株価が短期間で過度に値上がりしたため、今投資を始めようとしている人は、性急に手掛けないほうがいいという指摘も出ている。

▲米国式の上昇ムードが始まったのか〓米ダウ工業指数は1961年から1982年まで600〜1,000の間を脱しなかった。1982年8月776からスタートした指数は、1983年11月1,287まで値上がりし、本格的に四ケタ台の時代を切り開いた。以後、20年以上10,000まで引き続き値上がりした。株式市場が1982年をきっかけに一段階アップグレードしたわけだ。

現在、韓国の株式市場は米国の1982年と状況が似ていると見ている専門家が多い。1987年以後、現在まで500〜1,000の間を脱却できずにいた韓国の株式市場は、間接投資を通じて長期投資する人が大幅に増えるにつれ、本格的に「指数四ケタ時代」を迎えている。

グッドモーニング新韓(シンハン)証券の朴孝鎭(パク・ヒョジン)研究委員は、「経済成長率が鈍化し、投資者が間接投資を通じた長期投資に目覚め、企業が強力な構造調整を進めるなど、かつての米国と今の韓国は色々な面で似通っている」と述べた。

韓化(ハンファ)証券の李鍾雨(イ・ジョンウ)リサーチセンター長は、「外国人投資家が最近引き続き売っているが、個人投資者の豊富な資金がマーケットを持続的に支えている」と説明した。

実際、26日、外国人投資家は2795億ウォン分の株式を売り越した(売り渡し金額−買い上げ金額)が、機関投資家が4078億ウォンウォン分を買い越して株式市場を下支えした。22日基準、株式型ファンドの受託額の総額は、16兆4100億ウォンで、昨年末(8兆5520億ウォン)より7兆8590億ウォン増えた。

▲どこまで値上がりするだろうか〓長期的に「値上がりする」という傾向にはほとんど同意するが、見通しにはさほど違いがない。

三星(サムスン)証券の林春洙(イム・チュンス)リサーチセンター長は、「傾向から見れば、引き続き値上がりしそうだが、年末の株価は1,270になるだろう」と慎重な見方を示した。

林センター長は、「年金制度が実施され、積立式ファンドに資金が集まって、長期上昇の基礎が整った」としつつ、「韓国経済は世界経済に依然として敏感に反応しており、景気変動の幅が安定していないため、急激な株価上昇を予見するのは難しい」と説明した。

一方、テグァン投資信託運用の張得洙(チャン・トゥクス)資産運用本部長は、「2年6ヵ月以内に1,500ぐらいまで値上がりするだろう。何よりも景気が底の状態で株価が値上がりしており、間接投資が活性化しているのが肯定的だ」と述べた。

大韓(テハン)投資信託運用の李春洙(イ・チュンス)株式運用部長は、「年末の目標株価を予測するのは難しいが、値上がりの傾向は止まらず、調整があるとしても短い調整にとどまるだろう」と予測した。

▲個人投資はどうすればいいか〓大韓投資信託運用の李部長は、「個人投資者は企業の基本構造にさらに気を使わなければならない」と述べた。今のような活況期には専門家もポートフォリオを練るのが容易でないため、種目についてきちんと調べてから投資しなければならないという助言だ。

韓化証券の李センター長は、「今でも株式市場に参入すべきだ。(株価が)値下がりする時に長期投資すれば損しやすいが、今のような上昇ムード期は長期投資に最も適した時期だ」と述べた。ただ、李センター長は、企業の実績が予想より向上しなかったり、景気回復が遅延すれば、長期の見通しが悪化しかねないと付け加えた。

反面、グッドモーニング新韓証券の朴委員は、「1,200を越えて以後、しばらくは慎重に投資した方がよい。長期的な上昇傾向ではあるが、投資時期を選ぶさいは、長い呼吸で50ポイント以上調整される時期に入った方がよい」と強調した。