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保険詐欺が急増

Posted September. 21, 2005 07:22,   

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今年前半(1〜6月)、保険詐欺が大きく増えていることが明らかになった。金融監督院(金監院)が20日、国会政務委員会の姜吉夫(カン・キルブ)ヨルチン・ウリ党議員に提出した国政監査資料によると、今年上半期、保険詐欺の摘発件数と金額は1万676件で824億ウォンだった。

すでに2003年の1年間で摘発された保険詐欺摘発件数(9315件)と金額(606億ウォン)を超えている。現在の趨勢では、過去最大だった昨年の摘発件数(1万6513件)と金額(1290億ウォン)を上回る見込みだ。

類型別に見てみると、事故後に実際運転した人ではない人を運転手だと主張するケースが2917件で最も多く、△事故被害の誇張=2275件、△実際に事故がなかったのに、あったように偽造するケース=1822件、△故意の事故=1074件——などだった。保険詐欺を生命保険と損害保険に分けてみると、摘発件数は損害保険が9773件(91.5%)、生命保険が903件(8.5%)で、損害保険が保険詐欺の大半だった。

しかし、1件当たりの詐欺金額は、高額保障商品の多い生命保険が平均2100万ウォンで、損害保険(平均600万ウォン)の3倍以上だった。今年上半期に摘発された保険詐欺加担者は2696人。年齢別に見てみると、20代が1051人で最も多く、その次が30代652人、40代586人の順だった。10代も110人含まれている。

金監院の張祥容(チャン・サンヨン)保険調査室長は、「景気沈滞の影響で生活苦が深刻化し、『一獲千金』主義が広がったのが保険詐欺の急増した原因だ」と説明した。

姜議員は「保険詐欺の増加は、保険会社の経営収支を悪化させ、保険料の引き上げを誘発し、善意の契約者が被害を受けることになる」とし、「保険詐欺への調査をさらに強化しなければならない」と話した。



buddy@donga.com