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自ら辞任の金雨植前室長、実は更迭?

Posted September. 01, 2005 07:09,   

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「更迭?辞任?」

先月、大統領府の金雨植(キム・ウシク)前大統領秘書室長が辞任した背景が注目されている。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が先月30日、大統領府で与党ヨルリン・ウリ党所属議員らと晩さんをともにした席で、「更迭説」を示唆したとされるからだ。晩さんに出席した議員によると、盧大統領は「金室長が生きてきた過程と性格から考えて、連立政府案を受け入れないだろうと判断し、退かせた」というコメントをしたとのこと。

これは、金前室長が自ら辞意を表明した、とした大統領府の説明に相反するものだ。

また、盧大統領のこうしたコメントは、先月19日、金前室長が退任の記者懇談会で「大統領と話しながら、激論をして居心地が悪くなったことも2、3度あった」と話したこととからんで、微妙なニュアンスを与えている。主要懸案に対する2人の認識が一致していなかったことを示唆するからだ。

これについて、大統領府の金晩洙(キム・マンス)報道官は、「盧大統領の発言は、金前室長の辞意を受理することにしたさい、内心、そうした配慮もしたとのことであって、更迭したとの意味ではない」とし、更迭説を一蹴した。



jyw11@donga.com