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李鳳柱、ベルリンマラソンに挑戦 フルコースはアテネ以来生涯34度目

李鳳柱、ベルリンマラソンに挑戦 フルコースはアテネ以来生涯34度目

Posted September. 01, 2005 07:09,   

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「ボンダルイ」の愛称で親しまれている李鳳柱(イ・ボンジュ、35、三星電子、写真)が、弱点として指摘されてきた「スピード」を押し上げ、13ヵ月ぶりにフルコースマラソンにチャレンジする。三星(サムスン)電子の陸上チームは、李鳳柱が今月25日、ドイツで行われる第32回ベルリンマラソンに出場すると31日発表した。

昨年8月、「死のクラシック・コース」で行われたアテネ五輪(2時間15分33秒・14位)以後、初めてのフルコース出場。1990年全国体育大会以後、生涯34度目のフルコース挑戦であり、完走への挑戦は33度目。2001年、エドモントン世界陸上選手権大会で一度だけ棄権したことがある。

李鳳柱は、昨年アテネ五輪が終わった後、スピードの限界を深刻に認識し、中・長距離トラック競技に出場し、スピードアップをはかってきた。日本関西実業団大会、ゴールデン大会などに出場して、10年ぶりに5000メートル自己最高記録を8秒以上縮め、1万キロの記録も塗り替えるなど、トラックでのスピード競争力を高めてきた。あとは、これまで磨きをかけてきたスピードで、ベルリンで闘魂を燃やすだけだ。

目標は、00年の東京マラソンで自分が打ちたてた韓国記録(2時間7分20秒)の更新。ただ、現在体の調子が万全でないため、最低限の目標は2時間8〜9分台に据えている。

オ・インファン三星電子マラソン監督は、「ベルリンマラソンは世界で最も平坦なコースのひとつであり、スピードアップ訓練もこのコースを念頭において行ってきたため、いい成績が得られるだろう」と話した。

李鳳柱は、「ヘルシンキ世界陸上選手権大会のマラソンで成績が振るわず、活気を失っている韓国陸上の復活のためにも、今回のレースでベストを尽くす」と言い強い意志を示した。5日から、忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ボリョン)で最終的なトレーニングを終えた後、16日に出国する予定だ。



jaeyuna@donga.com