
韓国サッカーの新しい監督候補が、釜山(プサン)アイパークのイアン・ポーターフィールド監督と車範根(チャ・ボムグン)水原三星(スウォン・サムスン)監督(52)に最終的に絞られた。
大韓サッカー協会の首脳は23日、国内プロサッカーで今シーズン前期リーグを優勝したポーターフィールド監督と、スタープレイヤー出身の車監督を最終候補に挙げて協議を進めていることを明らかにした。
もし、2人の中から後任が決まらない場合には、早急に世界的な名声を得ている第三の監督探しに取り組み、遅くとも9月中旬までには新監督を最終的に選ぶ計画であるという。
一方、同日、更迭の是非を巡って論議を巻き起こしていたヨハネ・ボンフレール代表監督は、自ら辞任した。
大韓サッカー協会の李会澤(イ・フェテク)技術委員長(59)は、「ボンフレール監督がサッカー協会国際局を通じて22日、辞意を表明してきた。技術委員たちが会議を開いて監督の去就について話し合った結果、本人の意思を尊重することにした」と話した。
これで昨年6月に赴任したボンフレール監督は、2006ドイツワールドカップ(W杯)の本大会進出には成功したものの、W杯本大会を約10ヵ月後に控えて、赴任14ヵ月での途中下車となった。
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