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朴インフェ容疑者の5億ウォン要求疑惑を捜査

朴インフェ容疑者の5億ウォン要求疑惑を捜査

Posted August. 10, 2005 03:11,   

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旧国家安全企画部(安企部、国家情報院の前身)と国家情報院(国情院)の盗聴事件を捜査中のソウル中央地検公安2部(徐昌熙部長)は9日、李鶴洙(イ・ハクス)三星(サムスン)構造調整本部長を参考人兼被告発人として呼び、取調べた。

検察は李本部長に対して、1999年9月に在米韓国人の朴インフェ(58)容疑者が李本部長に会って、三星の不法資金提供の会話が録音された盗聴テープを引き渡す見返りに、5億ウォンを要求したかどうかについて取調べを行なった。

検察は1997年の大統領選挙前に、李本部長と洪錫鍱(ホン・ソクヒョン)中央(チュンアン)日報社長(当時)の間でやり取りされた不法資金提供の会話と関連して、参与連帯が李本部長ら約20人を告発した事件についても取り調べた。

李本部長は2002年の大統領選挙時に、三星が不法大統領選挙資金を提供した容疑と関連して、昨年2月に最高検察庁中央捜査部に召喚されて取調べを受けて以来、約1年ぶりに検察に再出頭した。

李本部長は同日午後1時48分頃、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞の検察庁舍に出頭し、「多方面にご心配をかけて申し訳ない」と言った後、「盗聴テープの会話内容を認めるのか」という記者たちの質問に、「検事室で最大限、明らかにする」と答えて取調室に向かった。

検察は李本部長に対する取調べを終えた後、李健熙(イ・ゴンヒ)三星グループ会長と洪元社長ら、他の被告発人に対する召喚調査の必要性について、検討することを明らかにした。

検察関係者は、「(李健熙会長ら)被告発人の場合、原論的に召喚検討の対象だが、実際に取り調べをするかどうかは、さらに時間をかけて検討しなければならない」と話した。

金大中(キム・デジュン)政権時代の国情院の盗聴を捜査している「盗聴捜査チーム」(柳在晩チーム長、ソウル中央地検特殊1部長)は、早ければ今週中にも、国情院庁舍に対して家宅捜索を実施する案を検討中だ。

検察関係者は、「捜査チームが資料検討と捜査計画の樹立を終え次第、国情院への家宅捜索の是非と時期を決める」とし、「充実して效果的な方法を検討している」と述べた。

検察はこれまで、身を隠していた元安企部職員のイム(58)氏を前日に続き9日にも出頭させ、1999年の盗聴テープ流出経緯などについて補充捜査を行なった。



jefflee@donga.com