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現代峨山の金潤圭副会長、代表取締役を解任へ

現代峨山の金潤圭副会長、代表取締役を解任へ

Posted August. 09, 2005 03:07,   

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現代(ヒョンデ)グループは、金剛山(クムガンサン)観光事業を進める過程で、不正を行った現代峨山(アサン)の副会長・金潤圭(キム・ユンギュ)氏を、現代峨山代表取締役のポストから解任することを決めた。

また、大統領府などの政府高官も、国家情報院(国情院)を通じて、金副会長の不正とその内容詳細をすでに把握していたことが分かった。金剛山観光事業に政府の予算が支援されただけに、現代という企業レベルの問題ではないと認識されていることを意味する。

8日、現代(ヒョンデ)グループによると、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)グループ会長は同午前、ソウル鍾路区積善洞(チョンノグ・チョクソンドン)の現代商船ビルで開かれたグループの役員会議で、「金副会長個人に問題である素地があるのが事実であるだけに、さらなる確認を経て、代表取締役のポストから退くようにする考えだ」と話した。

また「金副会長が代表取締役から退いても『副会長』ポストは維持させ、北朝鮮関連事業において一定の役割を果たすようにする案も検討している」と話したもようだ。

現代グループの幹部は「玄会長の措置は、金副会長が名誉を守りつつ、退けるチャンスを与えようとしているもの」だとし「自ら辞任の意思を表明してほしい、というのが玄会長やグループの率直な心情」だと話した。金副会長はこの日の未明に出勤したが、まもなく会社を出た後、外部との連絡を切っている。

金副会長の側近は「金副会長は『社内反対派の陰謀』とし激しく起こっている状況」だとし「しかし、玄会長が解任の決定を下せば、従いたいとの意向を示している」と話した。

一方、政府関係者は「先月末、国情院を通じて現代グループの内部監査に関連した報告書が入手された」とし、「政府内で対北朝鮮事業にかかわった関係者は、こうした内容の報告を受けているはず」だと述べた。



sanjuck@donga.com swon@donga.com