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マンション価格、「下落傾向」は本物か

Posted July. 16, 2005 03:06,   

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「今後は下がるだろうか」

今月になってソウル江南(カンナム)地区の改築マンションを中心に、首都圏でマンションの呼値が低下し、売物件が増加するなど住宅市場が沈静化している。

来月に予定されている政府の不動産総合対策が、複数の住宅を所有する人の税金負担を重くすることを骨子にしていることで、投資マインドが冷え込んでいるためとみられる。

しかし、住宅の売り手も買い手も来月の政府対策の発表を見極めたうえで売買に動き出すという様子見の姿勢を取っているため、実際の取引は行われていない。

●呼値は下落、売物件は増え

松坡区蚕室洞(ソンパク・チャムシルドン)の住公1団地45坪型は、先月初めまでは売物件のマンションが見当たらないほど人気があり、呼値は13億ウォン台を保ち続けていた。しかし、現在は12億ウォン台で8軒の売物件が出ているが、買い手がいない。

蚕室洞の住公5団地36坪型も同様だ。この一週間で呼値が3000万ウォン下落して11億4000万〜11億7000万ウォンになってるが、取引はまったくない。

江南区開浦洞(ケポドン)の住公1団地13坪型の場合も、この一週間で2000万〜3000万ウォンの値を下げた5億5000万ウォンで売物件が出ているが、取引は途切れたままだ。

こうした動きに影響を受け、高級マンションの密集する江南区の大峙・道谷・開浦洞(テチ・トゴク・ケポドン)の中型や大型のマンションも一部で値下がりしている。

江南区鴨鴎亭洞(アプクジョンドン)の旧現代1団地のマンション43坪型は、先月末まで12億〜12億5000万ウォンで取引されていたが、今では11億5000万ウォンまで下がっている。

豪華マンションの代表格である江南区道谷洞のタワーパレスにも急売物件が出ている。タワーパレス1次東向きの69坪型の場合、2ヵ月前に比べ2億ウォンぐらい下落した24億ウォンの売物件がある。西向きの69坪型も20億ウォンの売物件が登場した。

京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)板橋(パンギョ)新都市の開発による期待感から高騰していた城南市盆唐(プンダン)新都市や竜仁市(ヨンインシ)の住宅価格にも下落の兆しが出ている。

盆唐新都市の二梅洞(イメドン)の斗山31坪型は、今月初めの5億3000万ウォンから最近5億ウォンに、ソヒョン洞の示範三星49坪型は10億ウォン台から9億5000万ウォン台にそれぞれ値を下げた。

●しばらくは弱含みで推移する

こうした現状にもかかわらず、専門家は今すぐには取引価格の大幅な下落はないと予想している。そもそも取引そのものがないからだ。

ドクター・アパート、不動産114、スピードバンク、ユニアセット、テンなどの不動産情報会社による週刊相場の調査でも、今週のソウルの住宅価格が先週(0.40〜0.48%)より、上げ幅は小さくなっているものの平均で0.30〜0.35%上昇していることがわかった。

不動産114の金恵賢(キム・ヘヒョン)部長は、「売り手も買い手も来月の政府対策を見極めた上で判断するとしているため、急売物件が出ても取引までには至らないのが現状だ。当分の間、住宅価格は弱含みで動くものとみられる」と話した。



jsonhng@donga.com