金融サイト「フィッシング」の詐欺にご注意

金融会社のインターネットのホームページを装って個人情報を収集する「フィッシング（Ｐｈｉｓｈｉｎｇ）」詐欺サイトへの「注意報」が出ている。

金融監督院（金監院）は５日、国内ではじめて銀行のホームページと似たホームページを作り、ハッキングプログラムを設置した後、個人情報を引き出すフィッシングだましサイトが発見されたとして、インターネットバンキングの利用者に注意を呼びかけた。

「○○銀行」や「○○銀行の管理者」名義の電子メールを通じて口座の確認を要請されても、別途の検索エンジンを利用し、直接該当銀行のホームページにアクセスすることを勧告している。

電子メールやオンラインの掲示板に「緊急セキュリティー通達」、「メールの要請を無視すれば、貴下の口座が暫定的にストップされかねない」、「顧客の口座に問題が発生したので、口座番号と住民登録番号を改めてご入力ください」という文言があれば、フィッシングサイトである可能性が高い。

このほか、ホームページの住所の後ろが「ｃｏｍ」や「ｃｏ．ｋｒ」ではない場合も注意すべきだ。今回摘発されたフィッシングサイトのアドレスの後ろは「ｗｏ．ｒｏ」だった。

金監院は、フィッシングサイトと判断されるものは、該当金融会社や韓国情報振興院（０２−１１８）に届け出るように呼びかけた。

koh@donga.com