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人権委「生徒への強制散髪は人権侵害」

Posted July. 05, 2005 02:30,   

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国家人権委員会(委員長:趙永晃・チョ・ヨンファン)は4日、「頭髪の自由は生徒の基本的な権利であるため、学校での頭髪制限と規制は、教育目的上必要最小限の範囲で行われるべきだ」と述べた。

人権委は同日、教育人的資源部長官と市道教育監に「学校の頭髪制限規定を制定したり、改正したりする際に、人権侵害があると認められる場合には是正を要求できるようにし、とりわけ、強制散髪は明らかな人権侵害であるため、再発防止のための積極的な措置を講じよ」と勧告した。

朴燦運(パク・チャンウン)人権政策局長は、「生徒は教育の対象であると同時に主体であり、彼らの自主的な意思が制度に十分に反映されるべきだというのが、今回の勧告の基本的な趣旨だ。頭髪のスタイルや長さは、学校の構成員間の合意を通じて決定する問題だ」と強調した。

教育人的資源部が人権委に提出した資料によると、5月現在2761の中学校(全体の92.5%)と1924の高校(91.1%)が頭髪を制限しており、今年だけでも32中学校と44高校で、はさみなどで生徒の頭髪を切った事例があったものと調査された。



趙梨榮  lycho@donga.com