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洪錫鍱在米大使、朴吉淵国連大使とニューヨークで初会談

洪錫鍱在米大使、朴吉淵国連大使とニューヨークで初会談

Posted July. 02, 2005 06:10,   

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洪錫鍱(ホン・ソクヒョン)在米大使が、先月30日午後(現地時間)、ニューヨークのミレニアムプラザホテルで北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使と会見した。

在米韓国大使と北朝鮮国連大使の会談は、今回が初めてだ。同日の会談は、洪大使の提案で実現し、韓国側からは魏聖洛(ウィ・ソンラク)在米公使、北朝鮮側からは韓成烈(ハン・ソンリョル)次席大使が同席した。

洪大使は、1時間ほど続いた会談で、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官のワシントン訪問、6・15南北首脳会談5周年行事を話題にし、6者協議再開に対する米政府の意志など、「ワシントンの雰囲気」を伝えた。洪大使はさらに、「北朝鮮が6者協議に早期に出席し、全てがうまくいくことを望む」と述べたと、大使館関係者が伝えた。

朴大使は、「我々は6者協議をしないと言ったことはない」という金正日(キム・ジョンイル)総書記の言葉を繰り返し、米国側の「圧制」発言を取り上げて、「対話をするなら、互いに尊重しなければならないのではないか。我々が望むのはこの一つだ」と強調した。

これに対して洪大使は、「米国側の言葉にいちいち気にすることはない。(6者協議に)出れば、雰囲気がよくなるのではないか」と述べた。

同日、ニューヨークのアジア・ソサエティで、全米外交政策協議会(NCAFP)主催で開かれた韓半島問題シンポジウムでも、北朝鮮と米国側参加者たちが並んで一つのテーブルに座り、李根(イ・グン)北朝鮮外務省米州局長とデトラニ米対北交渉特使が、6者協議再開の日程と条件をめぐり対話を交わしたという。

NCAFP会員のキッシンジャー前米国務長官はシンポジウムの直後、「日程に関する協議はなかったが、6者協議がすぐに再開されるだろう」と話した。



洪權憙 konihong@donga.com