台湾の軍隊にも韓流ブームが広がっている。台湾と香港の各メディアは29日、劉志堅・台湾国防省スポークスマンが「多くの兵士が、韓国の人気ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(原題:大長今)を脚色した中国語の漫画を読みたがっているとのことが分かり、それを普及した」と話した、報じた。
同スポークスマンは「台湾は、軍に文学と芸術を普及し、兵士らの士気を高められ、慰めと楽しみを与えられる本をたくさん読むように勧めている」とし「『宮廷女官チャングムの誓い』を脚色した中国語の漫画も、そうしたレベルから兵士らに推薦したもの」と伝えた。
台湾軍当局は、約200万台湾ドル(約700万ウォン)の予算を投じて漫画『宮廷女官チャングムの誓い』6300部を中国語に翻訳し、各部隊に普及した。『宮廷女官チャングムの誓い』は昨年、台湾で初めて放映されたが、台湾のテレビ史上最大の1回当たり平均110万人の視聴者が見ており、現在も再放映されている。
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