Go to contents

気になる北朝鮮代表団の3人の若き女性…1人は対南担当要員

気になる北朝鮮代表団の3人の若き女性…1人は対南担当要員

Posted June. 23, 2005 06:04,   

한국어

韓国と北朝鮮の第15回南北閣僚級会談のためソウル入りした北朝鮮代表団に3人の若い女性が含まれている。この3人は、誰だろうか。

21日、白いスーツ姿で仁川(インチョン)国際空港に姿を現わした金ソンヘ氏は、祖国平和統一委員会(祖平統)所属の参事で、北朝鮮では稀な女性の「対南(対韓国)担当者」だ。「対南担当者」とは、韓国関係の問題を専門的に担当する一種の情報員または外交官にあたる。通常、工作や宣伝、会談の任務などを遂行する要員のことだ。

北朝鮮の内部事情に精通している消息筋は「祖平統に勤めているならば、文字通りの『最精鋭の韓国担当者』と考えればいいだろう」とし、「女性に対する差別が存在する北朝鮮で、若い女性がこうした任務を遂行するのは異例のこと」と話した。金氏は60年代生れとされ、韓国政府代表団が平壌(ピョンヤン)の「6・15民族統一大祭典」に参加するための実務協議で北朝鮮代表を務めており、南北赤十字社間の実務協議などにも参加したことがある。

今回、北朝鮮代表団の支援要員に含まれた金ヨンヒ氏は、自身のことを内閣所属だと紹介した。同氏は、30代半ばで、北朝鮮のエリートが養成される金日成(キム・イルソン)総合大学の工科大学を卒業したものとされる。先月、開城(ケソン)で行われた南北次官級実務協議と金剛山(クムガンサン)の南北青年再会行事のときにも姿を現わしている。

北朝鮮側記者団の紅一点であるノ・グムスン氏は、在日本朝鮮人総連合会の機関紙「朝鮮(チョソン)新報」の平壌特派員である写真記者だ。20代半ばで、朝鮮総連系の在日韓国人3世だ。大学を卒業した直後から朝鮮新報に勤めてきた。



credo@donga.com