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「米朝間でより正常な関係が可能」ブッシュ大統領、韓米首脳会談で言及

「米朝間でより正常な関係が可能」ブッシュ大統領、韓米首脳会談で言及

Posted June. 14, 2005 03:11,   

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ブッシュ米大統領は10日午後(韓国時間11日の未明)、米ワシントンで開かれた盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領との首脳会談で「北朝鮮が核兵器計画をあきらめる戦略的決断を下せば、窮極的に米朝間で『より正常な関係(more normal relations)』が可能になるだろう」と明らかにした。

潘基文(バン・ギムン)外交通商部長官が首脳会談直後、ワシントンで行った記者会見で明らかにした。潘長官は、「窮極的には米朝間で国交正常化が行われなければならないが、現段階では核問題の解決に進展があった場合、通常、国家間であり得る『より正常な関係』を持つことができるという肯定的な意思を表明したものだ」と説明した。

これは昨年6月、中国の北京で開かれた第3回6者協議で、米国が北朝鮮に提案した「核問題の解決ロードマップ」に含まれているものだが、ブッシュ大統領が北朝鮮との国交正常化まで念頭に置いた発言を直接したという点で注目される。

ブッシュ大統領が言及した「より正常な関係」は北朝鮮の核廃棄に合わせて、米国が北朝鮮に対する経済制裁やテロ支援国の指定を撤回することで「国交正常化の前段階の水準」まで北朝鮮との関係を正常化することを意味する。

一方、韓国政府は平壌(ピョンヤン)6・15統一大祭典(14〜17日)と南北閣僚級会談(21〜24日)を通じて、北朝鮮が核を廃棄した場合に米国が北朝鮮と「より正常な関係」を追求できるという韓米首脳会談のメッセージを北朝鮮側に直接伝えるものとみられる。



jnghn@donga.com jkmas@donga.com