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NSCの李鍾奭次長、対米交渉で聞き取り調査

NSCの李鍾奭次長、対米交渉で聞き取り調査

Posted May. 17, 2005 23:07,   

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大統領府が先月初め、在韓米軍の「戦略的柔軟性」に関する外交安保チームの対米交渉過程に問題があったという内部指摘を受けて、李鍾奭(イ・ジョンソク)国家安全保障会議(NSC)事務次長を相手に、2回にわたって確認点検レベルの聞き取り調査を行ったことが、17日明らかになった。

金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官は、同日のブリーフィングで「先月初め、大統領国政状況室から『戦略的柔軟性に関する政府交渉チームの交渉過程に問題がある』との報告が上がり、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の指示で、NSC常任委員長である鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官主宰で検討会議が2回開かれた」ことを明らかにした。

鄭長官主宰で先月6日と15日に2回開かれた同会議では、文在寅(ムン・ジェイン)大統領民情首席秘書官、千皓宣(チョン・ホソン)大統領国政状況室長が出席し、李次長を相手に疑問点について答弁する聴聞形式で行われた。

大統領国政状況室が指摘した問題点は、政府交渉チームが「戦略的柔軟性」を受け入れることで米国側と合意しておいては、後になってこれを覆すなど、交渉に徹底さが欠けていたということだという。

金報道官は、「確認点検を行った結果、外交安保ラインの政府交渉チームが戦略的柔軟性に関して、前もって合意した事実がないうえ、現在交渉が進行中であることが判明し、交渉過程に問題はなかった、との結論が出た」と説明した。



jnghn@donga.com