Go to contents

野党議員実弟、ソウル市ロビーで巨額約定か 清渓川疑惑事件

野党議員実弟、ソウル市ロビーで巨額約定か 清渓川疑惑事件

Posted May. 17, 2005 23:10,   

한국어

国会議員の実弟が、ソウル市行政第2副市長の梁鈗在(ヤン・ユンジェ、56、逮捕)氏にロビーを働きかける見返りに、不動産開発業者から20億ウォン(約2億円)相当の再開発分譲広告権を受け取ることにしていた模様だ。

清渓川(チョンギェチョン)周辺再開発不正事件を捜査中のソウル中央地検・特別捜査第1部(柳在晩部長)は17日、野党ハンナラ党議員の実弟であるA氏が、不動産開発業者のH社・社長のチャン氏から、セウン商店街32地区の容積率緩和と関連し、梁副市長にロビー働きかけるよう依頼された情況を突き止めて捜査を進めている。検察は、A氏が実際、梁副市長へのロビー活動を行ったのか、また、依頼の見返りに金銭を提供したり金銭提供を約束したのかをについて集中的に捜査している。

広告会社社長のA氏には、チャン氏から「梁副市長に頼んで、セウン商店街32地区の容積率を789%から959%に緩和し、審議日程を短縮してほしい」との依頼を受け、約20億ウォンにあたる再開発分譲広告権を受けることに約定した容疑がもたれている。

検察は最近、清渓川再開発不正事件と関連した家宅捜索の過程で、こうした内容が盛り込まれたメモを確保した模様だ。

一方、検察は、梁副市長の執務室で見つかった借名通帳2個と梁副市長が設立した設計サービス会社「U社」の帳簿に、出処不明の計2億ウォン台にのぼる資金があるのを確認し、出処を追跡している。



bae2150@donga.com buddy@donga.com