清渓川(チョンゲチョン)周辺再開発を巡る不正疑惑事件を捜査しているソウル中央地検特捜1部(柳在晩部長)は13日、不動産開発業者から金品を受け取った疑いで元ソウル市市政開発主任研究委員の大学教授・金容疑者(52)と、元清渓川復元計画担当官のソウル江南区役所局長の朴容疑者(52)の2人を逮捕して調べている。検察は、また江南区役所の朴容疑者の事務室を家宅捜索し、業務手帳とパソコンファイルなどを確保して分析している。
2人には、2003年から04年の間、ソウル中区乙支路(チュング・ウルチロ)2街の都心再開発事業5地区で住商複合ビルの新築を推進する「未来へRED」のギル代表から、「30階以上のビルが建てられるように助けてくれ」という請託とともに、金品を受け取った疑いがもたれている。
検察は2人の容疑が確認された場合、金容疑者に対しては背任収財の疑いで、朴容疑者に対しては収賄容疑で拘束令状を請求する方針だ。
金容疑者と朴容疑者は02年から04年の間、ソウル市政開発研究院が「清渓川復元による都心部発展計画」を樹立する時、それぞれソウル市政開発研究院の主任研究委員とソウル市清渓川復元推進本部復元計画担当官だった。
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