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元盧大統領後援会長の自宅など家宅捜索を検討

元盧大統領後援会長の自宅など家宅捜索を検討

Posted May. 13, 2005 23:20,   

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鉄道庁(現韓国鉄道公社)のロシア油田開発投資疑惑を捜査している検察は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の大統領選挙候補時代に後援会長を務めた李基明(イ・ギミョン)氏が油田事業に関与した情況をつかみ、近く李氏の自宅と事務室などに対して家宅捜索を実施する方向で検討中だ。

事件を捜査しているソウル中央地検特捜3部(洪満杓部長)は、李氏が油田事業を主導した地質学者、許文錫(ホ・ムインソク)氏(インドネシアに出国後潜伏)と一緒に事件に深く関わった可能性が高いと見ている。

しかし、李氏は本紙の電話取材に対して「油田事業に関しては知らないばかりか、許氏の出国と自分とは何の関係もない」と話した。

検察はまた、油田事業を事実上主導した疑いで拘束された前建設交通部次官の金世浩(キム・セホ)容疑者(事件当時鉄道庁長)が昨年7月22日、黄永基(ファン・ヨンギ)ウリィ銀行頭取に会う際に国家情報院大田(テジョン)支部職員たちが同席したという関係者の供述を確保した。

金容疑者がウリィ銀行役員に融資を要請したのは同年7月28日のことだった。

検察は経緯を確認するため、黄頭取と国情院職員らを呼んで事情聴取する方向で検討を進めている。

これに関連して国情院とウリィ銀行は、「7月22日の食事の席に国情院職員が同席していたのは事実だが、融資に関する言及は全然なかった」と主張した。

ウリィ銀行は、特に「鉄道庁が貸し出しを初めて要請したのは昨年7月28日、鉄道庁に派遣されていた次長クラスの職員を通じてからだった。黄頭取は貸し出しに関与していない」と釈明した。



woogija@donga.com