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西欧中心の探検史に記念碑的な記録樹立

Posted May. 01, 2005 23:50,   

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探検の歴史は凄まじいほどの、過酷な試練のなかで作られてきた。いままで山岳と探検分野で第一に挙げられる業績は、ヒマラヤの8000m台の14座完登と南北極地にエベレスト登頂を入れた地球3極点到達だ。

これに世界7大陸の最高峰完登まで加えたのが、まさに山岳グランドスラムだ。朴英碩(パク・ヨンソク)氏が、これを世界に先駆けて達成した主役だ。これまで西欧人中心に書かれてきた世界探検史に、韓国人が記念碑的な記録を打ち立てたのだ。

朴氏が山岳グランドスラムを決心したのはヒマラヤの14座のうち、10番目のマナスル(標高8463m)登頂に成功した直後の2000年5月のことだった。翌年に14座を完登した朴氏は、3年余りの準備の末に、2003年、北極点遠征に出たが失敗した。しかし朴氏は諦めず、昨年1月12日、無支援徒歩探検に踏み切り、最短記録(44日)で南極点に立った。そして、今年3月8日、北極点に再び挑戦し、史上初の快挙を成し遂げた。



jeon@donga.com