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小型・華麗な新紙幣導入 韓国銀行

Posted April. 17, 2005 23:05,   

한국어

紙幣のサイズが今より小さく、カラーが華やかになり、先端偽造防止装置が仕掛けられる。しかし、紙幣の中の人物肖像画はそのまま維持されることになった。

17日、韓国銀行は、政府と偽造防止のための貨幣改善策の概要に合意し、できるだけ早期に新しい紙幣を導入することにした。韓銀は18日、このような内容の新銀行券の発行計画を正式発表する予定だ。

新紙幣は、まずサイズが小さくなるものとみられる。現在流通する紙幣は、大きさが横151〜161mm、縦76mmで、世界各国の紙幣の平均(148×70.5mm)よりずっと大きく、使うに不便でデザイン面でも評価が良くない。

米ドルは、額面にかかわりなくサイズが155.9×66.3mmであり、ユーロも横120〜160mm、縦62〜82mmでウォン紙幣より小さい方だ。

ただ、紙幣のサイズを小さくすると、自動販売機や現金預け払い機(ATM)も全面交代しなければならないなど、社会的費用がかさむので、最終確定まではかなり難航しそうだ。

カラーも派手になる。現在、1万ウォン券は緑色、5000ウォン券は黄色、1000ウォン券は薄紫色の系列だが、新銀行券はできるだけ多彩なカラーを多く使い、偽造防止効果を高めるという。

偽造防止装置としては、見る角度によってカラーと柄が変わる「ホログラム」や光干渉柄を入れる案、特殊インキを用いる案、特殊な素材を紙幣に部分的に組み入れる案などが検討されている。

しかし、紙幣の人物肖像は下手をすると国論の分裂につながりかねないという理由から、世宗(セジョン)大王(1万ウォン券)、栗谷・李珥(ユルゴク・イイ、5000ウォン券)、退渓・李滉(テケ・イファン、1000ウォン券)を維持することにした。



news91@donga.com