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北上漁船逃した陸海軍、原因は情報交換の不備

北上漁船逃した陸海軍、原因は情報交換の不備

Posted April. 15, 2005 23:05,   

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東海(トンヘ)で韓国の民間漁船が北朝鮮に越境した事件に関連して、韓国軍当局は15日、当時の陸・海軍と海洋警察の合同作戦体系に不備があり、漁船の越境を止められなかったと釈明した。

合同参謀本部(合参)の戦備態勢検閲室のチョン・ハンニョル検閲課長(陸軍大領)が発表した。チョン課長は、その上で「漁船の北上を追尾していた陸軍と海軍のレーダー基地同士の相互監視と引き継ぎなどで緊密な情報交換が不十分だった」と話した。

調査によると、問題の漁船が漁撈限界線を通過した時間は13日午後3時42分だったが、陸軍はそれから8分が経過して海軍に情報を提供したことが判明。また、陸軍の該当部隊は、13日午後3時半から問題の漁船を不審に思い、動きを注視していたが、師団本部には24分が経過した午後3時54分になって状況を知らせていた。

陸軍は、さらに13日午後1時から対空射撃訓練を理由に、近くの海上に航海禁止区域を設定し、海軍高速艇と海洋警察の警備艇などをすべて南下させ、漁船の越境を阻止できなかったことが確認された。

調査結果を受けて、軍当局は、陸軍海岸警戒部隊の師団長と大隊長、海軍第1艦隊司令部の副司令官など、該当指揮官らを問責することにした。



ysh1005@donga.com