盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、1957年に韓国とトルコが国交を樹立して以来、韓国の国家元首としては初めてトルコを訪問した。
4泊5日のドイツ国賓訪問を終えて、14日夜(現地時間)、トルコを公式訪問した盧大統領は15日、アンカラ大統領官邸でアフメット・ネジデット・セゼル大統領と首脳会談した。
盧大統領は、トルコと国境を接しているイラクの北部アルビルに駐留している韓国軍ザイトゥーン部隊が、有事に安全と補給路を確保できるようトルコ政府の協調を要請した。これに対してセゼル大統領は積極的な協調を約束した。
両首脳は、また1950年6月25日に勃発した韓国戦争で、当時国連軍参戦国では3番目に多い1万5000人の兵力を派遣していたトルコと韓国の血盟関係を同伴者的友好関係に発展させていくことで合意した。
盧大統領は首脳会談に次いで、エルドアン首相、アルンチ国会議長などトルコの政治指導者たちと相次いで会った。盧大統領は16日、トルコの商業・金融の中心地であるイスタンブールに移動し、同胞懇談会を行う予定だ。
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