Go to contents

仁川空港公社、交通管理業者選定で特恵疑惑

仁川空港公社、交通管理業者選定で特恵疑惑

Posted April. 11, 2005 23:10,   

한국어

仁川(インチョン)空港公社が空港交通システムを維持・管理する業者を選定する過程で、特定業者に特恵を与えたという疑惑が提起された。野党民主党の李洛淵(イ・ナクヨン)議員は、建設交通部が提出した仁川空港公社に対する監査(3月9、10日)資料を調査した結果、このようなことが分かったと11日明らかにした。

李議員によると、仁川空港公社は昨年12月、入札に参加したG、H、J社のうち、最低価格を提示したG社を対象に適格審査を進める過程で、クレジットカード料金の精算方式を運営したことのない同社に対し、運営実績があると審査した。

適格審査基準には「実際クレジットカード料金精算方式を運営しており、クレジットカード決済代行業社(VAN)とつながっていて、関連情報を送信する機能があること」が明記されている。

しかし、空港公社はG社の実績証明書に「クレジットカード処理が可能なシステムやクレジットカード料金精算方式は現在使っていない」とされているにも関わらず、クレジットカード処理実績点数の2点を付与した。

空港公社はまた、G社が出した業務遂行計画書には中核業務の定期券発給業務に対する内容が反映されていなかったため、減点要因であるにも関わらず減点しなかった。

G社は今年1月、空港公社と用役契約を締結した。

李議員は、「G社は86.31点の総合点数を得たが、規定通りなら2点減点されて審査基準(85点)を満たせず、入札から脱落することになる」とし、特恵疑惑を提起した。

これについて空港公社の関係者は、「G社は02年1月から韓国道路公社のクレジットカード処理ソフトウェアプログラムを維持管理する用役を遂行しているため、問題がない。定期券発給業務は比重が大きくないため、減点しなかった」と釈明した。同関係者はまた、「入札から脱落した業者らが訴訟中であるため、裁判で決定される問題」とつけ加えた。

しかし、建設交通部は、「近く空港公社の入札過程で明るみに出た問題を監査して、当該関係者を懲戒する方針だ」と述べた。



beetlez@donga.com