韓・欧州自由貿易連合ＦＴＡ、７月妥結へのめど

スイス、ノルウェー、アイスランド、リビテンシュタインの４カ国で構成された欧州自由貿易連合（ＥＦＴＡ）と韓国の自由貿易協定（ＦＴＡ）は、７月に開かれる第４回交渉で妥結するものと見られると、外交通商部の通商交渉本部が１０日明らかにした。

４日から８日にかけてソウルで開かれた第２回交渉で、双方が商品貿易、通関手続き、原産地などの主な争点に対し相当部分合意し、統合文案作りを完了したからだ。

ＥＦＴＡはＦＴＡが発効するとすぐ、工業生産品と水産物の関税を撤廃することにした。また、北朝鮮の開城（ケソン）工業団地で生産した製品を韓国製として取り扱うのに対しても、前向きの姿勢を見せた。

両者は、サービスと知的財産権に対して幅広い開放と自由化を行うことで合意した。

韓国は一部の敏感な品目に対しては、開放時期を見合わせるようＥＦＴＡ側に要請した。 ＥＦＴＡは１９６０年発足しており、欧州連合（ＥＵ）に加盟していない４カ国からなっている。

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