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05シーズンの観戦ポイント

Posted April. 01, 2005 23:08,   

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宣銅烈(ソン・ドンヨル)三星(サムスン)ライオンズ監督は、デビュー1年目でチームを優勝に導くことができるだろうか。また、4年連続最下位だったロッテは今シーズン、びりから脱出できるだろうか。

05プロ野球が2日に幕をあげる。8月末までにチーム総当たりのレギュラーシーズン126試合を行なう大長征の第一歩だ。今シーズンのプロ野球の観戦ポイントをみてみよう。

△「三星ヤンキーズ」の優勝とロッテの脱最下位の可否=三星は昨年、FAの目玉選手である沈正洙(シム・ジョンス)選手と朴ジンマン選手を迎え入れるなど、客観的な戦力では断然、優勝候補だ。最大の変数は、司令塔としては初心者の宣監督の検証されてない作戦駆使能力とリーダーシップだ。

ロッテはオープン戦で見せてくれた上昇の勢を続けられるなら、5年ぶりに最下位を脱することもできる見通しだ。オープン戦で9イニング無失点の特急ピッチングをしたエースのソン・ミンハン投手とチュ・ヒョングァン(オープン戦平均自責1.00)投手、ヨム・ジョンソク(1.50)投手などの先発陣に、仕上げのノ・ジャンジン投手も6試合連続で無失点行進をしながら鉄壁のマウンドを誇示した。オープン戦でのチーム打率が2割2分でちょっと弱い打撃陣が課題だ。許亀淵(ホ・グヨン)MBC解説委員は、「ロッテが今シーズン、最高4位までなら可能だろう」と展望した。

△最優秀選手(MVP)と新人王は誰が=FAとして巨額な年俸をもらって三星に入団した沈正洙選手が巨砲の威力をみせながらチーム優勝まで導くなら、生涯で初のMVPの主人公になる可能性がある。昨年、韓国シリーズで10イニング間ノーヒット・ノーランの大記録を立てたベ・ヨンス(三星)投手も2年連続でMVPに挑戦する。オープン戦で打率1位で復活した「風の息子」李鍾範(イ・ジョンボム、起亜)選手、「次世代巨砲」金テギュン(韓火)選手もMVP候補だ。

新人王候補には、今シーズン、新人最高契約金である6億ウォンをもらって斗山に入団した金ミョンジェ投手が抜群。オープン戦で打率2割5分に1本塁打を記録したロッテの李ウォンソク(19)選手も有力候補だ。

△どんな記録が出るだろうか=「記録の男」張鍾熏(チャン・ジョンフン、韓火)選手の一歩一歩が全て記録になる。2000試合出場(−57試合)、350本塁打(−11個)、1800安打(−30個)、2塁打350(−10個)、1100得点(−58点)、1000四球(−3個)など全人未踏の高地を、大量の記録を目前にしている。

昨年11勝で通算182勝を記録したプロ17年目の左投げ投手の宋津宇(ソン・ジンウ、韓火)は、史上初の190勝と200勝の高地に挑戦する。奪三振1759個に41個だけ加えれば、史上初の奪三振1800個の記録に挑戦する。梁竣赫(ヤン・ジュンヒョク、三星)選手とチョン・ジュンホ(現代)選手はそれぞれ、13年連続三けた安打、15年連続二けた盗塁記録に挑戦する。

△開幕戦の多彩なイベント=蚕室(ジャムシル)球場ではチアリーダーたちの妙技に近い「アクロバティック・ショー」が行なわれる。水原(スウォン)球場では、タレントの朴サンウォン、歌手の李ムンセなどが入っている芸能人野球チーム「ジョマジョマ(はらはらという意味)」と、現代(ヒョンデ)ファンクラブ内の社会人野球団が50分間試合を行い、光州(クァンジュ)球場でも、コメディアンの李ヒジェ、ベ・チルス、チョン・ジュンハ、歌手のユン・ジョンシンなどが含まれた芸能人野球団「ハン」と、起亜(キア)のコーチングスタッフが親善試合をする予定だ。



kimsk@donga.com