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原油価格56ドル、OPEC増産発表を尻目に最高値更新

原油価格56ドル、OPEC増産発表を尻目に最高値更新

Posted March. 17, 2005 22:30,   

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連日うなぎのぼりの国際原油価格を受け、政府は今年の中東産ドバイ原油価格の展望値を上方修正した。

官民合同で構成された国際原油価格専門家協議会は17日、韓国石油公社の本社で開かれた会議で年初の1バレル=30〜35ドルの水準で推移するものと展望していたドバイ原油の年平均価格を、1バレル=37〜40ドルに上方修正したことを明らかにした。

これに先立ち、石油輸出国機構(OPEC)は、前日開かれた総会で石油市場の安定のため、生産枠を一日50万バレル増やすことにしたが、原油高に歯止めはかからなかった。

石油公社によると16日、現地で取引された米国ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は、前日比1.37ドル高い1バレル=56.46ドルで取引を終え、史上最高値となった。

北海ブレント原油も1.11ドル上昇した1バレル=55.09ドルで、1980年代現物市場が形成されて以来始めて55ドル台を突破した。

一方、ドバイ原油はOPECの増産合意を受け、前日より小幅(0.26ドル)下落した46.23ドルで引けた。



金昌源 changkim@donga.com