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「独島は揺れない」

Posted March. 16, 2005 22:37,   

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日本の島根県が「竹島(独島の日本名)の日」を制定した16日、独島(ドクト、日本名・竹島)は、高い波と荒々しい海風にもかかわらず、き然たる姿だった。独島を守ろうとする韓国民の沸き立つ憤怒と議論を知っているのかどうか、島を覆った鴎は、巣のなかで大きな声で鳴いた。

李在賢(イ・ジェヒョン、25、警察隊第19期)独島警備隊長は、電話通話で「こんなときほど、さらに徹底した警備態勢を敷き、国民の期待に報いたい」と、固い意志を確かめ合った。状況を見守っていたチョン・フングォン(24)氏は「日本側から吹いてくる風が、どんなに激しくても、警備隊はちっとも揺れない」と力強く語った。

およそ1万人にのぼる鬱陵(ウルルン)住民は「竹島の日」制定に、誰よりも深い憤怒の意を示している。この日、鬱陵邑庁の職員およそ150人は糾弾大会を開催し、郡庁から道洞(トドン)港までにわたって行進を行なった。

道洞港などに集まった住民たちも、この際、1999年に締結された新韓日漁業協定も破棄しなければならない、と声を高めた。毎年10月25日を「鬱陵邑民の日」として記念している住民たちは、今年から同日を「鬱陵および独島の日」に宣布し、独島守護に率先することにした。

一方、慶尚北道(キョンサンブクド)はこの日、1989年に姉妹提携を締結した島根県との断交を宣言し△独島政策を総括し企画する専担組織の構成△独島海洋科学研究基地の新設—などの内容を盛り込んだ「独島を守る総合策」を作り、施行することとしたことを発表した。

慶尚北道の李義根(イ・ウィグン)道知事は、この日、記者会見し「『韓日友情の年』に行なわれた、きょうの侵略行為は『口の中にはハチミツを入れて、腹の中には刀を隠す』という『口蜜腹剣』の裏切り行為」だと主張した。



李權孝 崔聖眞 boriam@donga.com choi@donga.com