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大活躍するチュ・シンス

Posted March. 09, 2005 22:31,   

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米プロ野球の韓国人有望株、チュ・シンス選手(23、シアトル・マリナーズ)のバットが連日、火を噴いている。

チュ・シンスは9日、アリゾナ州ピオリアで行なわれたミルウォーキー・ブリュワーズとの大リーグのデモ試合で、4打数2安打2打点1得点という素晴らしい成績を記録し、8−4逆転勝ちの主役になった。

0−3で負けていた6回2死1、2塁で、走者を全員ホームを呼び入れるセンターオーバー2塁打を飛ばしたのに続いて、2−4だった8回には、ノーアウト1、2塁で安打した後、後続打者の活躍で逆転点数である5番目の得点に成功した。

シーアトルのマイク・ハーグローブ監督もチュ・シンスに対する思いやりは格別だ。ハーグローブ監督は前日、2試合連続本塁打を飛ばしたチュ・シンスが、左側のヒジの痛症を訴えると、打撃感覚を維持させるため、右翼手の代わりに指名打者に、それも5番打順に起用した。同日は、1チームがふたつに分けて1日に2試合を行なったが、チュ・シンスをイチローなどと一緒に、ホーム球場であるピオリアに残しておいた。

これでチュ・シンシは、3試合連続2打点を上げ、出場機会をつかんだデモ試合4試合で、7打数3安打に6打点を記録した。

一方、韓国人第1号のメジャーリーグ打者である崔熙燮(チェ・ヒソプ、26、LAドジャーズ)選手は、フロリダ・マーリンズとのデモ試合で、7番1塁手に出て、2打数無安打にとどまった。

また、「怪物投手」のランディ・ジョンソン(42)投手は、ニューヨーク・ヤンキースのユニホームを着て出た初登板で、印象的な姿を見せることができなかった。ジョンソンはアトランタ・ブレーブスとの試合に選抜で出たが、「天敵」チッパー・ジョーンズ選手に1回2点本塁打を打たれるなど、2イニングの間、2安打1四球を許し2失点した。トレードマークである三振は2個だけ。ジョーンズは対ジョンソンで、通算打率0.370に6本塁打を記録中だ。

10日には、初登板で2イニング5安打3失点で振るわなかった朴賛浩(パク・チャンホ、32、テキサス・レンジャーズ)投手が、シカゴ・カブスのエース、ケリー・ウッド投手と選抜対決を繰り広げる。



張桓壽 zangpabo@donga.com