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李憲宰経済副首相、とうとう辞任

Posted March. 07, 2005 22:49,   

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不動産投機疑惑を受けて来た李憲宰(イ・ホンジェ)副首相兼財政経済部長官が7日、辞任した。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は同日、李副首相が提出した辞表を受け付け、李海瓚(イ・ヘチャン)首相と大統領府参謀陳に、後任経済副首相の人選作業に取り掛かるよう指示した。

李憲宰副首相は、金キョンホ財経部報道官を通じて公開した「経済副首相職の辞任に際して」という題目の文で、「個人的問題で現在のように論難と疑惑が続けられることは、盧大統領の国政運営に負担を与えるのみならず、やっと回復の動きをみせている国民経済にも全く役に立たないと判断して辞任する」と語った。

李副首相は続いて、「副首相職を去るに当たり再度申し上げるが、私と妻は投機を目的に不動産売買をしたのではない」と強弁した。

また李副首相は、「20年あまり前、私は妻の所有不動産を登記する過程で不適切な方法を使ったという疑惑が起きたことに対しては恐れ入る。しかし、03年10月、不動産を売却した時は、何の不法も裏面取り引きもなかった」と付け加えた。李副首相は昨年2月就任してから、1年あまりで副首相職を退いた。

金鍾民(キム・ジョンミン)大統領府報道官は、「李副首相の去就と関連して多くの問題提起があったが、大統領府は国民とマスコミの協助を求めると発表したことがある。そのような状況であるにもかかわらず、李副首相が辞意を表明しただけに、その意思を最大限尊重するという次元で、辞意を受け入れることにした」と発表した。

金報道官はまた、「今日午前11時半頃、金光琳(キム・クァンリム)財経部次官が直接大統領府を尋ね、李副首相の辞表を金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長に伝え、金室長がこれを盧大統領に報告した」ことを伝えた。

後任経済副首相には、財経部長官を勤めた康奉均(カン・ボンギュン)ヨルリン・ウリ党議員、韓悳洙(ハン・ドクス)国務調整室長、尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)金融監督委員長、朴奉欽(パク・ボンフム)前大統領政策室長などが取り上げられている。

李副首相の辞退直後、総合株価指数は一時1、000ポイント線が崩れるなど株式市場に影響を与えた。しかし、急落に対する反騰心理が拡散して下げ幅を減らし、4日比で5.46ポイント(0.54%)下がった1、007.50で取引きを終えた。

コスダック総合指数も、先週末(4日)に比べ6.58ポイント(1.31%)下落した495.32で引け、取引日基準で1日ぶりに500線を割った。