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行政都市特別法、ハンナラ党議員らが国会占拠し処理阻止

行政都市特別法、ハンナラ党議員らが国会占拠し処理阻止

Posted March. 02, 2005 22:36,   

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国会は、2日午後に本会議を開き、これまで論議されてきた新行政都市関連法案を可決する予定だったが、ハンナラ党の一部議員が同日未明から法制司法委員会会議室を占拠し、実力阻止に出たため、処理に難航した。

国会のハンナラ党院内代表室で座り込みを続けてきた李在五(イ・ジェオ)、金文洙(キム・ムンス)、朴啓東(パク・ケトン)、鞖一道(ペ・イルド)議員は、同日未明、法司委会議場を占拠し、出入り口を閉めて座り込みに入った。

ヨルリン・ウリ党は、崔鉛煕(チェ・ヨンヒ)法司委員長に会議場の変更を求めたが、崔委員長がこれを拒否、一日中与野党の対峙状態が続いた。

ウリ党は、ハンナラ党が最後まで会議場の変更を受け入れない場合、職権上程によってでも、同日中に新行政都市関連法案を可決する方針であり、物理的衝突の可能性も少なくない。

同日、ハンナラ党議員総会で、朴槿恵(パク・グンヘ)代表は、「天災地変でもなく確定した党方針を表決で覆す場合、国民は今後ハンナラ党の党方針をどうして信じることができようか」とし、「勧告的党方針として確定する」と述べた。

しかし、党方針の変更を求める議員の反発が続いた。特に朴世逸(パク・セイル)政策委議長は、党方針の変更を求め、政策委議長職を辞任した。朴議長は、「ハンナラ党が党方針を最後まで変えない場合、議員職も辞任する」と迫った。

ハンナラ党指導部は同日午後、ウリ党指導部と接触し、法案処理を4月の臨時国会に先送りする案を交渉したが、ウリ党指導部は受け入れなかった。

しかし与野党は、法司委を通過した法案は処理することで合意し、戸主制廃止を核心とする民法改正案や過去粉飾を目的とした企業の粉飾行為を集団訴訟の対象から2年間除外することを主要内容とする証券集団訴訟法改正案を可決した。同日国会は、108の法案と議案を一気に処理した。

法司委は、李鍾奭(イ・ジョンソク)国家安全保障会議(NSC)事務次長の職位に対する法的根拠づくりのため、国家安全保障法改正案を処理する予定だったが、ハンナラ党議員たちの占拠・座り込みで、最後まで処理に難航した。



尹永燦 yyc11@donga.com