Go to contents

貸出金利と預金金利の差、さらに拡大

Posted February. 27, 2005 22:38,   

한국어

先月、銀行の貸出金利は上がったものの、預金金利は下落して貸出金利と預金金利の差がさらに拡大したことが分かった。銀行が僅かな預金利子しか与えない反面、企業と家計にお金を貸す時は高い利子を受け取って、腹を肥やしているという話になる。

27日、韓国銀行によれば、先月の新規預金に適用された銀行の貯蓄性受信平均金利は年間3.40%で、昨年12月より0.01%ポイント低くなった。こうした預金金利の水準は、韓銀が金融会社の平均金利の統計を取り始めた1996年以後、最も低い数値である。

反面、1月に新しく取り扱われた貸出金利は年5.58%と、前月より0.06%ポイント上昇し、貸出金利と預金金利の差が前月の2.11%ポイントから2.18%ポイントへ広がった。

先月、市中金利が前月より大きく上がったにも関わらず預金金利が落ちたのは、銀行が金利引き上げに消極的だった上、1月には一般の預金より高い金利を与える特別販売商品がほとんどなかったためだ。

純粋貯蓄性預金の大部分を占める定期預金の金利は、前月より0.05%ポイント下落した年3.38%に止まった。1億ウォンを1年間定期預金に預ければ、利子338万ウォンのうち税金(年15.4%)を差し引いて286万ウォンが手にはいるが、消費者物価上昇率(昨年3.6%)を勘案すれば、年間74万ウォンぐらい損をすることになる。

先月、企業向け貸出平均金利は0.10%ポイント上がった年5.64%、家計向け貸出は0.03%ポイント上がった5.51%を記録した。



鄭景駿 news91@donga.com