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「議員数増やしてでも」盧大統領、地域感情解消に意欲 就任2周年演説

「議員数増やしてでも」盧大統領、地域感情解消に意欲 就任2周年演説

Posted February. 25, 2005 22:28,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日、「投機との戦争をしてでも、不動産問題だけは必ず安定させる」と強調した。

盧大統領は同日、就任2周年を迎え、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会議事堂で行った国政演説で「投機の兆候があれば、すべての手段を動員してでも必ず防ぐ」とし、不動産価格の安定に強い意志を表明した。

盧大統領は「すでに投機を防ぐための税制が完備されつつあり、年内にすべての取り引きが電算化されて、不動産取り引きは100%透明化する」とし「建設景気を心配する人もいるが、不動産投機は必ず根絶し、建設景気は必ず回復させる」と述べた。

同日の演説で盧大統領は、「昨年の4・15総選挙で地域別の議席は地域別の得票数を反映することができなかった」とし「国会議員の数を増やしてでも地域構図は必ず乗り越えなければならない」とし、政党投票比例代表議員の定数拡大のような選挙区制度の改善を提案した。

過去史をめぐる真相究明問題に対しては「古傷を刺激することではあるが、過去史はありのままを明らかにすることが当然だ」とし「真実を明らかにして和解を図り、傷と怨恨を治癒することは世界中が行っている普遍的な過去史清算方法」と言及して、批判世論を意識して退くことはないと明言した。

また、腐敗清算問題と関連して「少なくともお金に関する不正腐敗は私の任期中に明確に解消していく」とし、「過去には容認された慣行でも、法に抵触して、今後承認してはならないことなら、処罰対象になることを甘受しなければならない」と話した。

盧大統領は、北朝鮮の核兵器保有と6者協議不参加宣言に対しては、「根本的な構造は大きく変わらないだけに、柔軟性を持って一貫した原則に従ってじっくりと対処する」とし原論的立場だけを明らかにした。

国会演説に先立ち、盧大統領は国会議長室で朴槿恵(パク・グンヘ)ハンナラ党代表を含めた与野党指導部と歓談した席で、来月中旬頃に与野党4党の指導部を大統領府に招待する意思を表明した。

一方、同日の演説に対してハンナラ党の朴代表は、「経済に集中するという方針に対しては歓迎するが、全体的に新しいことはない」とし「特に北朝鮮の核問題について国民に知らせる情報もない」と評価した。



金正勳 李承憲 jnghn@donga.com ddr@donga.com