チャ・ドゥリ、世界舞台で１ゴール１アシスト

「チァブム・ジュニア」チャ・ドゥリ（２５・フランクフルト）が世界舞台で輝いた。

チャ・ドゥリは１６日、世界のサッカー・スターたちが勢ぞろいしたなか、スペイン・バルセロナのカンプノウ競技場で行なわれたスマトラ沖大地震の津波被害者支援のための「希望のためのサッカー」慈善試合に、世界オールスターチーム（ロナウジーニョ・イレブン）で出場し、１得点１アシストを記録した。

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が主管する世界オールスター戦で韓国選手が得点したのはチャ・ドゥリが初めて。１９８０年１２月、チャ・ドゥリの父親である車範根（チャ・ボムグン）水原（スウォン）監督が「シューメンスター・イレブン」に選ばれ、ユニセフ慈善試合に出場して以来、朴チャンソン、金鋳城（キム・ジュソン）、洪明甫（ホン・ミョンボ）、河錫舟（ハ・ソクジュ）、柳想鉄（ユ・サンチョル）らが各種慈善試合と記念試合に世界オールスターとして出場した。

同日行なわれた「希望のためのサッカー」は、０４年度ＦＩＦＡの「今年の選手」であるロナウジーニョ（バルセロナ）が率いる世界オールスター「ロナウジーニョ・イレブン」チームと、欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）の「今年の選手」であるシェフチェンコ（ＡＣミラン）を先頭にした欧州オールスター「シェフチェンコ・イレブン」チームの対決で繰り広げられた。

後半戦が始まるや否や交替投入されたチャ・ドゥリは後半１８分、右側突破に続いた門前クロスでアンリ・カマラ（セネガル）のゴールにアシストを提供し、後半３５分には、カマラが送ってくれたボールをペナルティー・エリアの右側から右足ゴロシュートで得点した。

「ミキーマウス」朴智星（パク・チソン、２４、ＰＳＶ）も後半、チャ・ドゥリと一緒にミッドフィルダーで投入され、スピード感ある活躍で０２韓日Ｗ杯ベスト４の主役の技量を発揮した。同試合では「ロナウジーニョ・イレブン」チームが６−３で勝利をおさめた。

權純一　 stt77@donga.com