Go to contents

最終エントリーはエジプト戦の後に サッカーW杯韓国代表

最終エントリーはエジプト戦の後に サッカーW杯韓国代表

Posted February. 03, 2005 23:07,   

한국어

4日午後8時、ソウル上岩(サンアム)洞ワールドカップ(W杯)競技場で行われるサッカーの韓国・エジプト代表親善試合は、06W杯ドイツ大会アジア地域最終予選のクウェート戦(9日)を控えての最終模擬テスト。海外派5人を招集したボンフレール監督が、「実戦を通じて十分実験を重ね、エントリー18人を確定する」と明らかにし、し烈な生存競争の場になる見通しだ。

▲最終エントリーを狙え〓最終エントリーに入った薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ウルバーハンプトン)、李天秀(イ・チョンス、ヌマンシア)、朴智星(パク・ジソン、アイントホーヘン)ら5人の海外派は、エジプト戦に出場しない。このため、招集訓練エントリー26人のうち国内派の21人のみがグラウンドに出て、そのうち13人が最終エントリーに残る。

代表チームのハーフバックを引き受ける「長兄」柳想鉄(ユ・サンチョル、蔚山)は、エジプト戦でプレーできない見通し。昨年11月、太ももにけがをした後、コンディションの回復が十分でないためでもあるが、クウェート戦に備えてボンフレール監督が気を配っているようだ。

▲新年の初勝利を飾る?〓「ボンフレール号」は今年に入って、親善試合で1敗2分け。ボンフレール監督はクウェート戦が究極的な目的だが、親善試合でファンに豪快な勝利をプレゼントしなければならない負担も少なくない。年明けからカタール親善試合で日本を大破するなど、「朴主永(パク・ジュヨン)シンドローム」と共に勢いに乗っている青少年(20歳以下)代表とは違って、成績が振るわない「兄貴」の自尊心が回復できるチャンスでもある。

▲仮想クウェート戦〓エジプトは国際サッカー連盟(FIFA)ランクが33位と韓国(21位)より下にランクされている。歴代戦績では韓国が5勝3敗6分けと僅差で優位を維持しているが、無視できない北アフリカの伏兵。アラブ圏と北アフリカのスタイルが混じっているプレーを駆使するため、クウェート戦に備えた模擬テストの相手としては打ってつけだ。韓国がエジプトを制すれば、クウェート戦も軽い気持ちで臨めそうだ。



梁鍾久 yjongk@donga.com