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ジュニア・テニス最強の金善龍、史上初のメジャー4強進出

ジュニア・テニス最強の金善龍、史上初のメジャー4強進出

Posted January. 28, 2005 22:41,   

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「コートの有望株」金善龍(キム・ソンヨン、18、ヤンミョン高)が韓国テニスの歴史を書き変えた。韓国男子選手では初めて、グランドスラム・テニス大会ジュニア・シングルス準決勝に上がったのだ。

世界ジュニア・ランキング1位で三星(サムスン)証券の支援を受けている金善龍は28日、豪州メルボルンで行なわれた全豪オープン・ジュニアの男子シングルス準々決勝で、世界ジュニア29位のカーステン・ボール(米国)に1時間49分のフルセット勝負のあげく、2−1(5−7、6−3、6−2)で逆転勝ちした。

韓国男子ジュニア選手がメジャー舞台準決勝に上がったのは今回が初めて。女子選手ではチョン・ミラ(三星証券)が1994年、ウィンブルドン・ジュニア女子シングルスで決勝まで上がり、マルチナ・ヒンギス(スイス)に敗れたことがある。

準々決勝まで4試合のうち3試合を逆転勝ちで飾り、底力をみせた金善龍は29日、世界ジュニア6位で4番シードであるロビン・ハッセー(オランダ)と決勝進出を争う。ハッセーは昨年、欧州のジュニア2級大会で2回優勝したことがあり、金善龍とは初対決。

金善龍は同日、初セットで敗れ、不安なスタートをしたが、相手より5個多い30個の決定球を飛ばし、ミスは22個も少ない25個に止まったお陰で、2、3セットは容易く手に入れた。

女子ダブルス決勝では、スベトラーナ・クズネツォワ−アリシア・モリク(ロシア、豪州)組がリンゼイ・ダベンポート−コリーナ・モラリュー(以上、米国)組を2−0(6−3、6−4)でストレート勝ちし、初優勝した。29日、女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)と対決するダベンポートは1996年から、同大会ダブルス準優勝だけで6回目だ。



金鍾錫 kjs0123@donga.com