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朴主永、お墨付きのワールドスター

Posted January. 28, 2005 22:40,   

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昨年のアジア青少年サッカー大会に続いて、新年初大会のカタール8カ国招請青少年サッカー大会で得点王と最優秀選手(MVP)に輝いた朴主永(パク・ジュヨン、高麗大学2年)。「朴主永シンドローム」という言葉が出るほど人気を集めているが、大きな反響を予告している。

早くから朴主永をめぐるスカウト競争が起きる兆しが見られている。サッカー関係者らによると、日本Jリーグのプロ球団が朴主永に注目しており、国内のプロ球団も朴主永引き込みに乗り出したという。

国内プロ球団の中ではFCソウルが最も積極的。既に昨年から朴主永をスカウトするために、水面下での交渉を繰り広げてきた。朴主永は「プロ行きを決めていない」と話しているが、今秋開かれる高麗(コリョ)大学—延世(ヨンセ)大学のレギュラー戦が終った後、プロに入るというのが大方の見方だ。

「新サッカー皇帝」のロナウドは17歳だった1993年、ブラジルのクルゼイロからオランダのアイントホーヘンに移籍した。バルセロナ(スペイン)とインターミラン(イタリア)を経て、レアル・マドリード(スペイン)でプレーしている彼は、移籍料だけでも4500万ドル(約450億ウォン)に達するスーパースターだ。

昨年、ユーロ2004で4ゴールを記録し得点2位タイに上がったイングランドのウェイン・ルーニー(20)は2700万ポンド(約560億ウォン)の天文学的な移籍料をもらってマンチェスター・ユナイテッドユニホームを着た。

朴主永は国内プロ球団に入団した後、1、2年後欧州に進出する手順を踏む見通しだ。欧州の特級スターの平均移籍料は100億ウォン台。朴主永が現在の上昇ムードを維持した場合、欧州移籍の際、最低限30億ウォン以上の移籍料が受け取れるものと見られる。

国家代表チームへの合流も既定事実になっているが、その時期は6月の世界青少年サッカー選手権大会(オランダ)が終った後になるというのが専門家の見解だ。マラドーナが18歳の時、まだ幼いという理由で代表チームから外されたことはあるが、ペレ、ロナウド、ルーニーらは皆二十歳になる前、代表チームに抜擢されてW杯、ユーロ大会など大きな舞台で活躍しながらワールドスターに跳躍した。



權純一 stt77@donga.com