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バックアタック2得点制度に対する男女選手の異なる反応

バックアタック2得点制度に対する男女選手の異なる反応

Posted January. 25, 2005 23:01,   

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プロバレーボールがファンの興味を高めるために取り入れた「後衛攻撃(バックアタック)2得点制」は、成功することができるだろうか。

25日、龍仁(ヨンイン)室内体育館で開かれた2005Vリーグのデモ競技に出場した男女監督らは相反する反応を見せた。

バックアタック2得点制は迫力あふれる試合のために、韓国バレーボール連盟(KOVO)が取り入れた制度で、バックアタックライン(ネットから3mで、女子はそのまま使うが男子は50cm後退した350cm)の後から攻撃を成功させた場合2点を与えるものだ。この制度が初めて適用された同日の試合で、女子部では勝負の主要変数に働くほど影響が大きかった。

去年Vツアー女子部の場合、バックアタックは試合当たり平均0.56回の試みに成功回数も0.05回に過ぎなかった。

しかし同日、現代(ヒョンデ)建設とKT&G戦では計21回のバックアタックが試みられ、このうち5回が相手のネットにささって勝負の方向を変えた。KT&Gは3セット22—24の状況でパク・ギョンナムのバックアタックで一気にデュースを作った。韓国道路公社と興国(フングク)生命戦ではバックアタックがおよそ49回(13回成功)も試みられた。

現代(ヒョンデ)建設の柳花錫(ユ・ファソク)監督は「試合当り20個程度試みて4〜5個だけ成功しても試合の流れが変わるほど効果が大きい」とし「各チームが主要戦術に採択するしかないだろう」と話した。KT&Gのキム・ヒョンシル監督も「韓国の女子バレーボールが国際舞台で通じるためには不可欠な選択」としながら歓迎した。

一方、男子監督らは制度導入に懐疑的。三星(サムスン)火災の申致容(シン・チヨン)監督は「男子選手たちの場合、バックアタックラインを50cm増やしてもすべてアタックできる」とし「むしろ試合だけ早く終わってしまい、もっと楽しさが無くなるだろう」と見通した。

KOVO側はデモ大会期間中に男子の場合4mまでバックアタックラインを増やしてみる方針。しかし、現代キャピタルの金浩哲(キム・ホチョル)監督は「距離だけ増やした場合、選手たちの負傷が大きくなる可能性がある」とし、制度導入そのものに反対意見を明確にした。

▲25日の戦績

△女子部フルリーグ

現代建設 3—2 KT&G

道路公社 3—2 興国生命



金尙浩 hyangsan@donga.com