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陸軍「将官昇級不正疑惑」昨日第1回軍事裁判

陸軍「将官昇級不正疑惑」昨日第1回軍事裁判

Posted January. 21, 2005 22:50,   

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陸軍将官昇級不正疑惑の第1回軍事裁判で、被告人側が弁護団代表に「ベテラン弁護士」を選任し、注目を集めた。

21日に国防部の普通軍事裁判所で開かれた裁判では、賈在桓(カ・ジェファン、65)弁護士が被告人側弁護団代表になった。賈弁護士は昨年、行政首都移転特別法に対する憲法裁判所の憲法訴願事件で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領側の訴訟代理人団代表を務めた人物。

当時盧大統領は、賈弁護士をはじめ法務法人「太平洋」の弁護士8人を訴訟代理人に選任した。賈弁護士は、盧大統領の他に新行政首都建設推進委員会の法律代理人も務めた。

大田(テジョン)高校、ソウル大学法学部を卒業した賈弁護士は、ソウル民事地方裁判所長と司法研修院長を歴任し、1999年に弁護士事務所を開業。現在、法務法人太平洋の顧問を務める。

陸軍関係者は、「弁護団の選任は、被告人側で協議して決定した」とし、「賈弁護士ら弁護団も受託料を離れ共益の次元で快く引き受けてくれた」と話した。

軍内では、起訴された陸軍の被告人たちがベテラン弁護士を動員したことに対して、昇級不正疑惑の汚名を拭いとるために、裁判に総力戦で臨むものと見る見方が多い。南在俊(ナム・ジェジュン)陸軍参謀総長の人事不正介入疑惑をめぐり、軍検察との熾烈な法廷攻防で「完勝」するために、経験豊富なベテラン弁護士を立てたという分析だ。

同日の裁判で軍検察は、「昨年10月の陸軍准将昇級審査の過程で、南総長と勤務面での関係や私組織と推定される人脈などが動員された」とし、南総長の人事不正のかかわりを主張した。

これに対して被告人側弁護団は、「今回の昇級審査に賄賂や請託が介入されたことは全くなく、軍検察が提示した証拠だけでは公訴の維持が難しい」として、公訴取下げ要請書を裁判所に提出した。弁護団はまた、軍検察が公訴状にもない「私組織」を取り上げたため、被告人の十分な弁護準備のために、裁判期日を1週間延期することを要請した。裁判所はこれを受け入れたため、裁判は、被告人に対する本格的な審理なしに1時間で終了した。



尹相虎 ysh1005@donga.com