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ブッシュ氏、2期目就任で「自由の拡大」強調

ブッシュ氏、2期目就任で「自由の拡大」強調

Posted January. 20, 2005 23:06,   

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ブッシュ米大統領は20日の午後12時(韓国時間21日午前2時)、ワシントンの議事堂西方の広場で就任式を開き、任期4年の政権2期目をスタートした。

ブッシュ大統領は就任演説で、分裂した米国の団結を訴え、世界平和に向けた自由の拡大を力説した。

ブッシュ大統領は事前に配布した就任あいさつ文で、「全世界で自由が勝利してこそ、我々祖国の自由も守ることができる」とし、「世界平和に向けた最善の希望は、全世界に自由が拡大することだ」と述べた。

ブッシュ大統領は前日の19日、「自由の行進(A Celebration of Freedom)」という名の就任式前夜行事に参加して、「我々は自由のために立ち上がる召命を受けており、米国はいつもそれに忠実である」と強調した。

就任演説に先立ってブッシュ大統領は、ウィリアム・レンクィスト大法院長の前で聖書に手を置き、「米合衆国大統領職を誠実に遂行し、憲法を守護するために最善を尽くすことを厳粛に宣言する」と宣誓した。

米政府はテロに備えて、ワシントン上空への航空機の進入を禁止し、約1万人の軍と警察を動員して厳しい警戒態勢を敷いた。

一方、ニューヨーク・タイムスとCBS放送は14〜18日に1118人を対象に実施した電話世論調査の結果、応答者の75%は、相当数の米軍がブッシュ大統領の2期目が終わる09年にもイラクに駐留し、ブッシュ大統領にはイラク撤兵計画はないようだと答えたと、20日付で報じた。

また、応答者の67%は、09年には赤字規模が今よりさらに大きくなるだろうと答え、47%はブッシュ大統領2期目の間に、米国社会の2極化現象がさらに深まるものと予想した。



權順澤 maypole@donga.com