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起亜車労組の幹部、金品授受し採用勧誘した疑い

起亜車労組の幹部、金品授受し採用勧誘した疑い

Posted January. 20, 2005 23:18,   

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起亜(キア)自動車の光州(クァンジュ)工場が昨年、1000人を上回る生産ラインの契約職労働者を募集した際、40%以上を選抜基準に適さない人から選んだことが分かり、採用と関連して不正があったのではとの疑惑が提起されている。

これに関連して光州地検の強力部は、起亜車・光州工場の労組幹部が少なくとも8人の求職者から巨額の金額を受け取って採用をあっ旋した容疑で、取り調べている。起亜車は20日、昨年に行なわれた光州工場・生産ラインの契約職労働者採用などと関連して最近、金ギチョル光州工場長と人事担当取締役が退職したと伝えた。

彼らは昨年5月から7月まで3回にわたって採用された1079人の生産ライン・契約職労働者のうち、およそ450人余が「30歳未満・高卒以上」の採用基準に適していないことが摘発された後、責任をとって退職したものとされている。同過程で、一部の労組幹部が採用の謝礼金を受け取って、人事権を持っている会社側に圧力を加えたり、ロビーを働きかけた可能性も指摘されている。

一方、光州地検は労組幹部の容疑者Aが昨年5月、光州工場・労組事務室でB氏から甥の就職依頼とともに1800万ウォン(約18万円)を受け取るなど、8人から採用謝礼金を授受した容疑をつかみ、捜査を行なっていると伝えた。

検察は、採用の謝礼金とみられる約1億2000万ウォンが昨年7月、A容疑者の夫人名義の証券取引口座に振り込まれた事実を確認したものとされる。起亜車労組は同日、緊急声明を発表し「この事件についての責任をとって、所下(ソハ)、華城(ファソン)、光州、販売、整備の5支部の執行部幹部およそ200人が総辞職することになる」と発表した。



鄭勝豪 高其呈 shjung@donga.com koh@donga.com