「ユーロー４型」ディーゼル車に限って、特消税５０％減免

政府は、ディーゼル乗用車のうち、大気汚染の少ない「ユーロー４型」に対し、今年１年間の期限付きで特別消費税（特消税）を５０％減免し、消費者価格を３％程度値下げする方針を明らかにした。

また、食堂のオーナーたちに対する税額控除を増やし、食堂一ヶ所の税金が年平均４０万ウォン減ることになる。

財政経済部（財経部）は、このような内容を柱として関連税法施行令を見直し、来月から施行すると１８日明らかにした。

見直し案によると、「ユーロー４」基準に合うディーゼル乗用車のうち、排気量が２０００ｃｃを超えれば、特消税が１０％から５％に、２０００ｃｃ以下であれば５％から２．５％へとそれぞれ引き下げられる。今回の税率の引き下げを受け、今年国内で紹介される「ユーロー４型」ディーゼル乗用車の消費者価格が３％値下がりする見通しだ。しかし、スポーツ・ユーティリティー（ＳＵＶ）は、減免対象から外される。

改正案はまた、食堂のオーナーたちに対し、農産物の仕入れ価格の一定比率を納付税額から控除する税額控除率を１０３分の３から１０５分の５に、今年から来年末までの期限付きで引き上げ、食堂業者の付加価値税の負担を和らげた。

これを受け、５５万人に上る食堂業者たちが業者あたり年平均４０万ウォン程度の付加税減税の恩恵を受けるものと財経部は推算している。

孔鍾植　 kong@donga.com