Go to contents

北朝鮮拉致の金東植牧師、01年に死亡か 脱北者支援団体が主張

北朝鮮拉致の金東植牧師、01年に死亡か 脱北者支援団体が主張

Posted January. 06, 2005 22:40,   

한국어

2000年1月に中国の延吉市で脱北者を見せかけた北朝鮮工作員たちによって北朝鮮に拉致された金東植(キム・ドンシク)牧師は、北朝鮮で死亡したものとみられる、と脱北者支援団体の「拉致・脱北人権連帯」が6日、主張した。

拉致・脱北人権連帯の都希侖(ト・ヒユン)事務総長は6日、「北朝鮮内部の消息筋と中国の協力者たちから入手した情報を総合してみると、金牧師は01年2月に死亡しており、遺体は平壤(ピョンヤン)郊外のサンウォン里所在の91訓練所のウィス区域に埋葬された」と主張した。

都事務総長は「金牧師は、北朝鮮で調べを受ける過程で、思想の転向や協調を迫られたが、これを拒否して各種の拷問を受けたほか、閉鎖恐怖とうつ病、栄養失調、直腸ガンなどにより衰弱し、体重35kgという痛ましい姿で亡くなった」と主張した。

これについて、統一部の高景彬(コ・キョンビン)社会文化交流局長は「02年7月に金牧師に会った人の証言を入手している。拉致・脱北人権連帯の主張は諜報レベルのもので、事実関係を確認できる術はない」と述べた。



taewon_ha@donga.com