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陸軍・軍検察、再び正面衝突へ

Posted December. 24, 2004 23:00,   

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国防部検察団は24日、今年10月の陸軍将星昇級人事で准将に昇級した52人全員が事前に内定されていた、と発表した。また、かれらが昇級選抜審査委員会で全員選抜されるように、昇級候補の人事資料を操作したり欠落させていた事実が分かった、と伝えた。

金ソクヨン国防部検察団長(空軍大佐)はこの日、国防部で記者会見し、こうした内容を盛り込んだ軍将軍昇級不正疑惑の捜査結果を発表した。しかし、陸軍側が、軍検察が捜査結果を発表した直後、真っ向から反論し、昇級不正疑惑をめぐった軍内対立は容易に収まらない見込みだ。

とりわけ、軍統帥権者の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、軍検察と陸軍を同時に警告し、尹光雄(ユン・グァンウン)国防部長官が、逮捕状承認を拒否されたとの理由から反発した軍検察官に補職解任の措置を取ったにもかかわらず、軍検察と陸軍が露骨に対立しているのは、軍の綱紀と指揮システムが乱れているからではないか、との見方も出ている。

軍検察はこの日、陸軍本部(陸本)・昇級係長のチャ中佐と人事検証委員会幹事のチュ中佐を公文書の偽造と危計による公務執行妨害などの疑いで身柄を拘束、起訴した。また、陸本・人事管理処長の李准将と人事検証委員のチャン大佐を在宅起訴した。

これについて、金グァンヒョン陸本政訓広報室長(准将)は、忠清南道鶏竜台(チュンチョンナムド・ケリョンデ)の陸本から上京、ソウル国防部記者室を訪ねて「検察が発表した捜査結果が事実と異なる。昇級の手続きについての理解不足からはじまった誤解を既定事実化した」と非難した。

金室長は「今回の件で、陸軍全体が腐敗と不正の温床と思われることについて深刻に懸念しており、今後、法廷で真実を究明する考えだ」と強調した。



尹相虎 ysh1005@donga.com