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許丁茂前国家代表チーム首席コーチ、再び全南の監督に

許丁茂前国家代表チーム首席コーチ、再び全南の監督に

Posted December. 21, 2004 23:02,   

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許丁茂(ホ・ジョンム)前韓国サッカー代表チーム首席コーチ(49)が、全南(チョンナム)ドランゴンズの監督を引き受け、7年ぶりにプロに復帰した。

全南は21日、球団フロントとの葛藤で1年も在職できずに離れた李ジャンス前監督の後任として、許前コーチを選んだ。許新任監督は、1993〜95年、浦項(ポハン)製鉄アトムズの監督を経た後、1996年6月から1998年まで全南の監督を務めて、FA(サッカー協会)カップ優勝とレギュラーリーグ2位の成績を上げた。許監督は国内で初めて、プロだけで三度目の監督就任となった。

許監督は、オランダ・アイントホーヘン時代を含めて17年間選手生活を送り、プロの監督を経て、1998年から国家代表チームとシドニー五輪代表チームの監督を務めた。彼は今年7月、「ボンフレール号」に合流したが、韓国が06W杯ドイツ大会に向けた最終予選に進出すると、「私の役割を果たした」として、先月25日、代表チーム首席コーチ職を電撃辞任した。

全南は、朴恒緒(パク・ハンソ)浦項スチラーズコーチとポルトガル出身の外国人監督ら3名に対して検討していたが、地域情緒とファンへのマーケティングを勘案し、全南珍島(チンド)出身の許監督を選んだという。

許監督は、「目標は優勝だ。スピーディーな攻守連携と攻撃的なプレーでファンを楽しませるサッカーを披露する」と話した。同監督が全南に復帰したことで、1980年代欧州を駆け回っていたスタープレーヤー出身の車範根(チャ・ボムグン)水原三星(スウォン・サムスン)監督と許監督の「新ライバル戦」がファンの注目を集めそうだ。



梁鍾久 yjongk@donga.com