北朝鮮から脱出した住民とみられる（脱北者）７人が１７日午前３時４５分ごろ（現地時間）、中国北京の日本人学校に駆け込み、韓国行きを要請した。学校側の連絡を受けた中国の日本大使館は、中国当局にこの事実を通報し、駆け込みから３時間後、かれらを大使館に移送し、健康検診や身元情報の確認を進めている。
駆け込んだのは、男性２人、女性４人、女児１人の計７人。かれら７人の脱北者は、日本人学校東方にある高さ５メートルの塀を越えて校内に駆け込んだ。かれらは、英語で「ＳＯＳ、われわれは北朝鮮の住民だ。韓国行きを希望しているので、助けてほしい」と書いた紙切れを持っていたものとされる。
一方、脱北者の駆け込みに反発した中国学校側による正門封鎖の措置で、授業が中止されていた北京・韓国国際学校は、翌日の１７日、正常化した。
黃有成 yshwang@donga.com
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