今年2月の大学卒業者は10人のうち6人が、来年2月の卒業予定者は10人のうち2人しか、就職に成功しなかった事が調査の結果わかった。
さらに、来年上半期(1〜6月)に新規採用をする企業は20%に過ぎず、就職難は来年も続く展望だ。
オンライン就業ポータルジョブリンク(www.joblink.co.kr)は16日、今年2月に4年制大学を卒業した2271人を対象に調査した結果、就業に成功した求職者は64.5%であったと発表した。
企業規模別では中小企業が43.1%で最も多く、続いて△ベンチャー企業25.7%△大企業14%△外資系企業10.7%△公企業6.5%の順だった。
就業者の37.4%は不正規職なので、就職の質は良くなかった。
また、28%が1回以上転職したと答え、「一応入ってみよう」式の就職の副作用も大きいことが分かった。
就職するまで入社志願書を平均26.3回書き、40回以上も29.2%になった。
面接も1回で成功した就業者は12.5%に過ぎず、10回以上面接を受けたと言う応答者は2倍に近い23.1%にも達した。
ジョブリンクはこれと共に、来年2月の卒業予定者1894人を対象に調査した結果、就業者の割合は21.6%に止まったと発表した。
一方、採用専門企業であるコリア・リクルート(www.recruit.co.kr)が韓国の271社の主要企業を対象に調べた結果、来年上半期に新入社員を採用する予定の企業は53社(19.6%)に過ぎないという。
金斗英 nirvana1@donga.com